樹脂サイディング vs 金属サイディング|外壁専門店が費用・耐久性を徹底比較!

外壁を検討するとき、近年特に選ばれるのが「金属サイディング」と「樹脂サイディング」です。
どちらも高い人気がありますが、素材の構造や特徴は大きく異なり、適した環境や将来の維持コストも変わります。

この記事では、外壁専門店の視点から 二つの素材の違いをわかりやすく比較 し、後悔しない選び方を解説します。

目次

金属サイディングと樹脂サイディングの違いとは?

どちらも人気の外壁材だが、性質がまったく異なる

金属サイディングは「金属板+断熱材」、樹脂サイディングは「樹脂素材のみ」で構成され、
素材の性質・劣化の仕方・施工方法のすべてが異なります。

同じ「サイディング」という名称でも、設計思想が違うため、比較する価値がある素材です。

日本では金属サイディングが主流、北米では樹脂サイディングが主流

日本の新築や外壁カバー工法では金属サイディングが広く使われています。
一方、北米ではメンテナンスの負担を減らす目的から、樹脂サイディングが圧倒的なシェアを占めています。

国によって主流が異なるのは、気候・住宅文化・維持費の考え方の違いが影響しています。

それぞれの構造と素材の特徴

・金属サイディング
    金属板と断熱材の一体構造で、断熱性が高く、エッジが効いたデザインが特徴です。
・樹脂サイディング
    素材自体が軽量で、水分を吸わず、紫外線や塩害への耐久性が高い構造です。

構造の違いが、のちほど解説する見た目・重量・メンテナンス性に直結します。

見た目・デザイン性の違い

金属サイディングはシャープでモダンな印象

金属特有のフラット感や直線的な意匠により、スタイリッシュで現代的な外観になります。
シンプル・モダン・無機質デザインが好きな方に選ばれています。

樹脂サイディングはナチュラルで海外住宅のような雰囲気

樹脂サイディングは「重ね張りの輪郭」が際立ち、立体感ある外観をつくれます。
北米住宅のような優しい雰囲気や、ナチュラルなデザインを実現できます。

色あせしにくく、長持ちするカラー性能

樹脂サイディングは素材内部まで色が練り込まれているため、色落ちが起こりにくく、長期間美しさを維持します。
金属は塗膜の劣化による色あせが起こるため、樹脂とは色変化の仕方が異なります。

耐久性・メンテナンス性の違い

金属サイディングは錆びや傷に注意が必要

金属サイディングは傷が入ると錆びの原因になることがあります。
特に、風で飛んできた物や強い衝撃には気を使う必要があります。

樹脂サイディングは塗装不要でメンテナンスが楽

樹脂は水を吸わないため、表面保護の塗装が不要で、洗浄のみで維持できます。
塗装サイクルを考えなくてよい点は大きな魅力です。

湿気や塩害に強く、海沿いでも安心

金属は海沿いでのサビ発生リスクがありますが、樹脂サイディングは塩分の影響を受けません。
湿気の多い地域や沿岸部でも安定した性能を発揮します。

価格・コストの違い

初期費用は大きく変わらない

金属サイディングと樹脂サイディングは、素材ごとの単価差はあるものの、施工手間を含めると初期費用は大きく変わりません。

メンテナンスコストを含めると樹脂サイディングが経済的

金属は再塗装やシーリンなどの補修が必要になり、樹脂よりも維持費がかかる可能性があります。
樹脂サイディングは塗装が不要なため、ランニングコストで優れています。

30年スパンで見たときのトータルコスト比較

維持費を含めた場合、多くのケースで樹脂サイディングのほうが総額を抑えやすくなります。
塗装や補修の頻度がコスト差につながります。

重量・耐震性の違い

金属サイディングは軽量だが、樹脂サイディングはさらに軽い

金属サイディングも軽量ですが、樹脂サイディングはその半分以下の重量で、外壁材の中でもトップレベルの軽さです。

建物への負担が少なく、耐震性にも優れる

建物にかかる荷重が少ないほど、耐震性の面で有利になります。
軽量の樹脂サイディングは、外壁リフォームでも建物への負担を最小限に抑えられます。

リフォーム・カバー工法にも適している

既存外壁への重ね貼りでは重量の軽さが重要です。
樹脂サイディングは非常に軽いため、古い住宅でも施工しやすい素材です。

気候・立地による向き・不向き

金属サイディングは寒冷地・積雪地域で人気

金属サイディングは反りや割れが起こりにくく、積雪が多い地域で選ばれる傾向があります。
断熱材一体型が多いことも寒冷地で評価されている理由です。

樹脂サイディングは海沿い・湿気の多い地域で強みを発揮

樹脂素材は水分の影響を受けず、潮風にも強い性能があるため、海沿いの住宅や多湿地域に適しています。

地域環境に合わせた選び方が大切

どちらの素材も優れた点がありますが、建物が置かれる環境によってベストな素材は変わります。
地域特性を理解することで、長く快適に外壁を維持できます。

なぜ北米では樹脂サイディングが主流なのか?

コストパフォーマンスの高さ

樹脂サイディングは長期間にわたって低コストで維持できるため、合理的な住宅文化に合致しています。

メンテナンスが簡単で長寿命

塗装を前提としないため、北米の広い住宅でも管理がしやすく、劣化に対して安定した性能を示します。

住宅デザインとの相性が良い

北米住宅の水平ラインを強調した外観デザインと非常に相性が良く、住まいの外観に統一感が出ます。

日本でも採用が増えている理由

外壁の維持費が上昇していることや、海外風デザインの人気が高まっていることから、日本でも樹脂サイディングが注目され始めています。

施工事例で見る違い

【事例①】塩害が多い地域でメンテナンス負担を軽減

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【事例②】北米風デザインの住宅を樹脂サイディングで再現

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実際の仕上がりで感じる「素材の違い」

同じ家でも素材を変えるだけで印象や維持のしやすさが大きく変わります。
使用環境とデザインの好みによって最適な選択は異なります。

どちらを選ぶべき?判断のポイント

見た目・デザイン重視なら金属サイディング

スタイリッシュな外観を求める方には金属が適しています。

メンテナンス性・コスパ重視なら樹脂サイディング

維持費が少なく済むため、長期的にみて樹脂が優位になります。

立地条件とライフスタイルで最適な素材は変わる

素材の良し悪しではなく、環境・好み・将来の暮らし方を総合して判断することが大切です。

まとめ|これからの日本住宅には“樹脂サイディング”という新しい選択肢を

北米では当たり前、日本ではこれから注目される外壁材

住まいの価値観が変わるなか、樹脂サイディングは次世代の選択肢として注目を集めています。

長く快適に暮らすためには、維持コストも含めて選ぶのがポイント

外壁は工事後の手間が大きく変わります。将来の負担を考えて素材を選ぶことが重要です。

まずは専門店で、自宅に合う外壁材を相談してみよう

家の環境と相性の良い素材は一つではありません。
専門店で比較しながら選ぶことで、後悔のない外壁リフォームが実現できます。

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