「樹脂サイディング」とは?メリット・デメリットと他素材との違いを専門家が徹底解説

樹脂サイディング徹底解説/後悔しない外壁材選び

塗装いらずで長くきれい――
そんな理由から注目されているのが樹脂サイディングです。
とはいえ、日本ではまだ採用が少なく、
「本当に大丈夫?」「見た目は安っぽくならない?」と不安の声も。
この記事では外壁専門家の立場から、メリット・デメリットをフラットに解説し
金属/窯業系との違い、向いている家、施工の流れ、事例まで一気にご紹介します。
最後に後悔しない選び方チェックリストも付けました。
これを読めば、あなたの家に樹脂サイディングが合うかどうかが判断できます。
樹脂サイディング

これまで多くの方が選んできたのは「外壁塗装」や「サイディング」でした。
- 北米では主流、日本ではまだ新しい外壁材
樹脂サイディングは北米で普及した外壁材。日本では窯業系が主流のため採用は増加途上ですが、塩害・湿気に強い特性から沿岸部を中心に注目されています。 - 塩化ビニル樹脂を主成分とした軽量素材
主成分はPVC(塩化ビニル樹脂)。吸水せず腐食しない、軽量、色が素材一体で退色しづらいといった特徴があります。 - リフォーム・新築どちらにも対応できる柔軟性
新築にはもちろん既存外壁の上から重ねる外壁カバー工法にも対応。
工期短縮や廃材削減の観点でリフォームと相性が良いのもポイントです。
「樹脂サイディング」のメリット

・塗装不要でメンテナンスが楽
塗装前提の外壁ではないため、基本は定期的な水洗いと目視点検でOK。
長期の維持費を抑えやすい素材です。
・錆びや腐食に強く、海沿いの地域にも最適
非金属なのでサビの心配がなく、塩害に強いのが大きな利点。
沿岸部で金属サイディングの劣化に悩む方に有効です。
・軽量で建物への負担が少ない
軽い=耐震上も有利。既存外壁の上に重ね張りしても荷重増が小さく
構造への負担を抑えられます。
・カラーが長持ちし変色、退色しにくい
樹脂一体成型で表面塗膜に頼らないため、退色やチョーキングが起きにくいのが
一般的な特性です。
樹脂サイディングのデメリット

- 初期費用が思ったよりも高くなる
窯業系サイディングや金属サイディングより高めになることがあり
施工費用も高めになることが多い。 - デザインバリエーションが少ない
日本国内でのラインアップがまだ少なく、柄・質感の選択肢は窯業系ほど豊富ではありません。 - 施工できる業者がまだ少ない
経験の浅い施工は不具合の原因。認定施工店や実績写真で確実に選ぶ必要があります。 - 高温に弱く場所によっては施工に不向きな箇所も
強い熱源付近(BBQコンロ・反射熱の集中など)では変形のリスクあり。
立地・設置条件の確認が重要です。
他の外壁材との違い


・金属サイディング ・樹脂サイディング
シャープな見た目、軽量 塩害に強い、色持ちがよい、
ただし塩害・傷に注意 衝撃/高温の扱いに注意
どんな家に樹脂サイディングは向いているのか?
・海沿いや湿気の多い地域海沿いや湿気の多い地域
塩害・湿気に強いため沿岸・多湿地域での劣化を抑えやすい特徴がある。
・頻繁にメンテナンスをしたくない方
再塗装不要なので、30年スパンの維持費を抑えたい家庭に向きます。
・北欧・アメリカンスタイルなどシンプルデザインの住宅
ナチュラルでマットな外観が得意。横張りで海外風の雰囲気に。
樹脂サイディングの施工の流れ
・現地調査・下地確認
外壁・防水・下地の劣化度合いを確認。重ね張りか張り替えかを判断します。
・外壁材の選定・カラーシミュレーション
サンプル現物で屋外確認。日向や日陰での色の見え方もチェック。
同時に3Dパースや、カラーシミュレーションでもチェック
・施工・仕上げ
通気層・取り合い納まりなどを適正施工。端部処理が品質の分かれ目です。
・アフターメンテナンスと保証
メーカー保証+施工保証の発行
アフターメンテナンスの確認
実際の事例
①T様邸(神奈川県)


②O様邸(神奈川県)


③T様邸(神奈川県)


④N様邸(神奈川県)


⑤I様邸(神奈川県)


樹脂サイディングのメリット・デメリットまとめ
メリット
- 塩害・色あせに強く、美観を長期間維持
- 塗り替え不要で長期的なコスト削減
- 豊富なデザインで資産価値も守れる
- アメリカで70%以上のシェア=信頼の実績
デメリット
- 日本では施工できる業者が限られる
- 専門技術が必要
- 初期費用は塗装より高め
技術が必要だからこそ、業者選びが重要
樹脂サイディングは、ただ貼れば良いというものではありません。
海外では一般的な外壁材ですが、日本ではまだ施工経験の少ない業者も多く、技術力によって仕上がりの美しさや耐久性が大きく変わるのが実情です。
「せっかく選んだ外壁材なのに、仕上がりに満足できなかった…」
そんな後悔をしないためには、信頼できる専門業者を選ぶことが欠かせません。
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まとめ:樹脂サイディングは“正しく知れば後悔しない外壁材”

樹脂サイディングは非常に優れた外壁材です
重度の塩害地域や冷害にも強く、高耐久、色持ちが良いのが特徴です!
繰り返す修繕や見た目の劣化に悩む前に、塩害/凍害/紫外線に強く、アメリカで新常識の「樹脂サイディング」という選択肢をぜひ知ってください。
樹脂サイディング専門店HOKUの詳細はこちら
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付録:後悔しない選び方チェックリスト
□住宅のメンテナンス:将来的に塗装は必要か?
□サイディングの目地:定期的に交換が必要か?
□最適工法:外壁は張替が必要か、カバー工法で十分か?
□施工店:認定・実績・事例写真・保証内容を確認したか
□デザイン:サンプル現物を日向、日陰で確認したか?
□30年コスト:初期費用+メンテ費の総額で比較したか
よくある質問
Q. 本当に塗装は不要ですか?
A. 基本的に再塗装は不要です。汚れは水洗いでOK。
Q. デザインは少ない?
A. 日本ではまだ選択肢が限られます。色・質感の現物確認が重要です。
Q. カバー工法と相性は?
A. 軽量で相性◎。ただし下地劣化が重い場合は張り替えを推奨。
まよったら専門家に相談しましょう。
Q. 価格は高い?
A. 初期費用は中〜やや高めになることも。30年の総額で見ると優位なケースが多いです。
Q. 沿岸部での実績は?
A. 塩害対策として採用が増えています。事例をご確認ください。
Q. メーカー保証は?
A. メーカー保証30年+施工保証の二層があると安心。範囲と年数を確認しましょう。