樹脂サイディングのメンテナンスはほぼ不要?専門店が教える長持ちの秘訣

樹脂サイディングのメンテナンスが注目される理由
「塗装いらず」で手間もコストも抑えられる

樹脂サイディングは外壁材の中でも珍しく、塗装がいらない素材です。
色そのものが樹脂に練り込まれた「樹脂一体成型」のため、
外壁塗装で起きやすい
- 退色
- チョーキング
- 塗膜の剥がれ
がほとんど発生しません。
そのため、メンテナンスにかける時間も費用も大幅に削減できます。
長期的に見てメンテナンスコストが圧倒的に安い

窯業系サイディングの場合、10〜15年ごとに塗装が必要です。
金属サイディングも、一定年数で再塗装が必要になり、
長期的な維持費が高くなりがちです。
一方、樹脂サイディングは塗装不要で、
30〜40年間、洗うだけで美観を維持できる素材です。
北米では“メンテナンスフリー外壁”として定着

カナダでは住宅外壁のシェアの60%を樹脂サイディングが占めます。
「長持ちで維持が楽」という理由から、
北米では“メンテナンスフリー外壁”の代表格として定着しています。
実際のメンテナンス内容と頻度
基本は「水洗い」や「ホース洗浄」でOK

樹脂サイディングの基本メンテナンスは非常にシンプルです。
外壁にホースで水をかけ、表面の埃や汚れを流すだけでOKです。
年に1〜2回の簡単な掃除で美観を維持

推奨されるメンテナンス頻度は年1〜2回。
特に海沿い・交通量の多い道路沿いは汚れが付きやすいため、
春と秋の年2回実施するとベストです。
汚れが落ちにくいときは中性洗剤で軽く拭き取り

鳥のフンや砂埃など、落ちにくい汚れがある場合は、
スポンジ+中性洗剤で軽くこする程度で十分です。
樹脂サイディングでメンテナンスがラクな理由
塗装不要=紫外線劣化しにくい素材構造
樹脂サイディングは、紫外線に強い耐候グレードのPVCを使用。
「塗膜」そのものが存在しないため、
紫外線で劣化しやすい塗装外壁とは違い、色あせが起きにくいのが特徴です。
表面が樹脂層で覆われており、汚れが付きにくい
表面に塗膜ではなく“樹脂層そのもの”があるため、
汚れが素材に浸透しにくい構造です。
水をかけるだけで汚れが落ちやすいのは、この構造のおかげです。
色あせしにくい顔料配合で再塗装の必要がない
顔料そのものが素材に練り込まれているため、
退色しても均一に薄くなるだけで、
一般的な外壁のように“ムラが出る”ことがほぼありません。
他の外壁材とのメンテナンス比較
窯業系サイディング:10年ごとに塗装・シーリング補修が必要
- 再塗装:10〜15年ごと
- シーリング:5〜10年ごと
- 劣化症状:色あせ、チョーキング、膨れ、剥がれ
長期的な維持費は高くなりがちです。
金属サイディング:錆・塩害の影響で再塗装や張り替えが発生
金属は海沿いで錆が出やすく、
傷が付くと部分的に腐食することがあります。
塗膜劣化による再塗装も必要です。
またシーリングのメンテナンスも必要です。
樹脂サイディング:塗装・シーリングともに不要、洗うだけでOK
樹脂は錆びず、腐らず、水を吸わない素材。
最もメンテナンスが少ない外壁といえます。
メンテナンスを怠るとどうなる?
汚れやカビが付着すると外観がくすむ
長期間洗わないと、埃や砂、コケが付着して美観が損なわれます。
放置するほど落ちにくくなるため、
軽清掃を定期的に行うことが大切です。
下地に湿気がこもると内部結露のリスク
樹脂サイディング自体は水を吸いませんが、
下地の通気が悪くなると内部結露が発生しやすくなります。
施工不良がある場合は結露が発生するため、点検は重要です。
長期放置よりも“定期的な軽掃除”が大切
樹脂サイディングは重メンテは必要ありませんが、
軽い掃除と点検だけは必ず行うことが寿命を延ばす秘訣です。
樹脂サイディングを長持ちさせるコツ
年1回の水洗いと目視チェックを習慣に
外壁の状態を年1回は確認しましょう。
特にチェックすべき点は以下の通りです。
- 汚れ
- 本体の浮き
- 反り・浮き
高圧洗浄機を使う場合は圧を弱めに設定
強すぎると外壁を傷つけることがあります
低圧(弱モード)を推奨します。
換気口のコーキング部分は定期確認
樹脂サイディング本体は塗装不要ですが、
換気口のコーキングはすべての外壁材で共通して劣化します。
10年に一度の点検で十分ですが、
破断や隙間が見つかった場合は早めの補修が必要です。
実際のメンテナンス事例
施行事例①


施行事例②


施行事例③


まとめ|樹脂サイディングは“洗うだけ”で長く美しく
塗装・補修が不要な外壁は樹脂サイディングだけ
主要外壁材の中で、
ほぼ唯一「塗らない外壁」と言えるのが樹脂サイディングです。
10年・20年先を見据えるならメンテナンスの手軽さで選ぶ
初期費用よりも重要なのは、
長期的な維持費と手間。
樹脂サイディングは最も“後悔しない選択肢”になり得ます。
専門店で、施工後のメンテナンス方法も相談しておこう
メンテナンスが簡単でも、
施工の質と下地処理は非常に重要です。
施工実績が豊富な専門店に相談し、
最適な素材選びとメンテナンス計画を立てることをおすすめします。
